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FM Towns: Free Software Collection 10
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Text File
|
1994-03-04
|
9KB
|
205 lines
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
☆
★ ファイルダイアログの使い方
☆
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
******************************************************************************
☆ ファイルダイアログの基本操作
******************************************************************************
● ドライブの変更
表示するドライブを変更するときは,ドライブアイコンを左クリックしてくださ
い。
●ディレクトリの移動
ディレクトリを変更するときは表示されているディレクトリ名部分をダブルクリ
ックしてください。
● ファイル名入力行
キーボードからファイル名の入力ができます。
「<ドライブ名>:」と入力して[リターン]キーを押すと、ドライブの変更ができます。
【例】
カレントドライブをBドライブに変更する。
┌────────────────────────────────┐
│B: │
└────────────────────────────────┘
入力したファイル名にワイルドカードが使用されているときは,ファイルリスタ
のワイルドカードを変更します。ワイルドカードは空白で区切ることで複数指定で
きます。
【例】
拡張子が.DOCのファイル名だけを表示する
┌────────────────────────────────┐
│*.DOC │
└────────────────────────────────┘
******************************************************************************
☆ メニュー
******************************************************************************
●[MENU]
┌──┬────────────┬─────────────────┐
│Key │メニュー内容 │説明 │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(S) │Sidework │サイドワークプログラムの呼び出し │
│(M) │Makr file list │選択ファイルの一覧表示 │
│(A) │Mark all │全ファイル選択 │
└──┴────────────┴─────────────────┘
(S) Sidework
サイドワークプログラムを起動するためのメニューを表示します。
(M) Mark file list
複数選択モードにおいて,選択されているファイルの一覧を表示します。
単数選択モードでは使われません。
(A) Mark all
複数選択モードにおいて,カレントディレクトリ上のに表示中のファイル
をすべて選択状態にします。
単数選択モードでは使われません。
●[DISPLAY]
┌──┬────────────┬─────────────────┐
│Key │メニュー内容 │説明 │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(V) │File viwer │ファイルビュワのオン/オフ │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(1) │Short format │表示形式の変更(ショート) │
│(2) │Normal format │表示形式の変更(ノーマル) │
│(3) │Long format │表示形式の変更(ロング) │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(O) │Sort off │ファイルの並べ替えなし │
│(F) │Sort filename │ファイル名順に並べ替え │
│(S) │Sort subname │拡張子順に並べ替え │
│(D) │Sort date&time │ファイル作成日時順に並べ替え │
│(Z) │Sort filesize │ファイルサイズ順に並べ替え │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(N) │Sort normal │昇順に並べ替え │
│(R) │Sort reverse │降順に並べ替え │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(T) │Directory top │ディレクトリを先頭に並べ替え │
│(B) │Directory bottom │ディレクトリを末尾に並べえ │
│(I) │Directory ignore │ディレクトリは無視して並べ替え │
└──┴────────────┴─────────────────┘
●[WILD]
ワイルドカードを変更します。
ワイルドカードは,キーボードから入力するか,表示されているリストの中
から選択することができます。
キーボードから入力したワイルドカードはリストに登録されます。
リストに表示されているワイルドカードを選択するときは,選択したいワイ
ルドカードが表示されている部分をマウスで左クリックしてください。左クリ
ックすると指定のワイルドカードが文字列入力部分に設定されます。決定する
場合は[リターン]キーを押してください。
ワイルドカード表示部分をダブルクリックすると直ちに決定されます。
キーボード操作でリスト中のワイルドカードを選択する場合は,[CTRL]+[↑]
または[CTRL]+[↓]キーで選択して,[リターン]キーで決定してください。
●[EXT]
ファイルダイアログ上から簡単なファイル操作を行うためのメニューです。
ファイル操作を行う機能は,ユーザーが登録することができます(ファイル
リスタの[UTILITY]メニュー 配下の「File dialog command」 で設定できます)。
ここでは,デフォルトで登録されているCopy,Delete,Renameについて説明
します。
┌──┬────────────┬─────────────────┐
│Key │メニュー内容 │説明 │
├──┼────────────┼─────────────────┤
│(C) │Copy │ファイルの複写 │
│(D) │Delete │ファイルの削除 │
│(N) │Rename │ファイル名の変更 │
└──┴────────────┴─────────────────┘
(C) Copy
選択されているファイルを複写します。
実行すると複写先ディレクトリの指定となります。複写先指定用のファイル
ダイアログが現れますので,複写先に移動して[リターン]キーを押してください。
複写先を指定すると最後に確認を求めてきます。複写を実行する場合は[OK]
ボタンをクリックするか,[実行]キーまたは[リターン]キーを押してください。
この機能は複数のファイルを選択して複写することができますが,ファイル
ダイアログが複数モードで使われている必要があります。また,サブディレク
トリの複写はできません。
(D) Delete
選択されているファイルを削除します。
実行すると確認を求めてきますので,削除を行う場合は[OK]ボタンをクリッ
クするか,[実行]キーまたは[リターン]キーを押してください。
この機能は複数のファイルを選択して削除することができますが,ファイル
ダイアログが複数モードで使われてい必要があります。また,サブディレクト
リの削除はできません。
(N) Rename
選択されているファイルのファイル名を変更します。
******************************************************************************
☆ その他,注意・補足
******************************************************************************
● ドライブ・メディアタイプについて、
ドライブセレクタで表示されるドライブ・アイコンについてですが、メディアの
判別が完全ではないので、実際のドライブやメディアとは違ったアイコンが現れる
かもしれません。
特にICメモリカード・ドライブは完全な判別方法がわからなかったので、間違え
て表示されてしまうことがあります。
● ワイルドカードの仕様
HEwin のファイルダイアログではMS-DOSやTownsOS で標準サポートされているワ
イルドカード「?」「*」に加え、「[...]」、「[^..]」が使用できます。
? … 任意の1文字にマッチする。
* … 任意の0文字以上の文字列にマッチする
[...] … []内に含まれる文字セットの1文字にマッチする。
範囲指定可。
[^...] … []内に含まれない文字セットの1文字にマッチする。
範囲指定可。
その他 … その文字そのもの1文字にマッチする。
◎ MS-DOS、TownsOS でのワイルドカードとの相違点
・HEwin では「*」 は「*.*」と同じと見なされます。
・拡張子のないファイル名に一致させたいときは「*.」としてください。
●パスの区切り文字について,
MS-DOSや TownsOSはパスの区切り文字は(*1)円記号「¥」ですが,HEwin では円
記号に加えスラッシュ「/」 を使うこともできます(HEwin 内部のファイル名の指
定はほとんどスラッシュが使われています)。
ファイルダイアログでのファイル名もすべてスラッシュが使われていますので,
このファイル名を通常のDOS コマンドに渡すとエラーになることがあります。
ファイルダイアログの入力行に表示されているファイル名のパスの区切り文字を
変更したいときは,[SHIFT]+[CTRL]・[C]キーを押してください。
[SHIFT]+[CTRL]・[C]キーを押す度にファイル名の円記号とスラッシュを変更し
ます。
(*1) 円記号「¥」は,HEwin ではバックスラッシュ「\」 として表示
されます。